0822 リオ五輪閉会式を観た雑感です

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リオ五輪閉会式のプレゼンテーション、NHKさんがきちんとアーカイヴされてます。制作クレジットがアドタイさんに掲載されておりましたのでリンクを貼っておきます。

佐々木宏・菅野薫・椎名林檎・MIKIKOがタッグを組んだ、リオ五輪・東京パフォーマンス

音楽監督は椎名林檎さん、とても素晴らしかった。
ご本人が一切登場しなかったのもとてもよかったと個人的には思いました。
三宅純氏による、「君が代」の大胆なアレンジにも痺れました。
なんでしょう、あの古くも新しくもないというか時間的な概念が取り払われた、
それでいて圧倒的な存在感を放つも、温度も表情もない有り様。
決済印を押した決裁権者の皆さんもマジお疲れ様でした。

明治期に制定された「君が代」があり、椎名林檎さんお得意の大正ロマン的なテイストがあって、昭和を代表するドラえもん・スーパーマリオがいて、平成日本のメディアアーティスト筆頭の真鍋大度と、近代日本の時代感と少しの郷愁が重層的に折り重なって紡いだプレゼンテーションをあの時間の中に収めるという気も遠くなるような調整とそれをやり遂げた殺人的な本気度から生まれた、どえらい強度を誇るプランニングに感嘆いたしました(カタカナ多目でお届けしました)

そして、解説を聞くまで応援パフォーマンス(応援団の動きを取り入れた振り付け)に気がつかないくらい鈍感な自分のセンスを少し恥入りました…勉強します。

そうなるとですよ、俄然気になってくるのが2020年東京大会のオープニングセレモニーを誰がどんな風にやるのかということだと思うんです。
この式典について開催計画によりますと、コンセプトは
「Discover Tomorrow」をテーマに、最新技術と日本の伝統文化の演出を行う”とされています。

teamLab?ライゾマ?いやいや、そこはAR三兄弟でしょ。
それでは