一つ前のポスト 本当はあの期間めまぐるしく色々なことが進んでいて(実は今この瞬間もなのですが…)、あぁこの仕事は本当に面白いなぁと感じる瞬間が日々たくさんあるのです。僕は会社組織の人間としては不適格な人材でしたから、今はこうして1個人という単位でマネージャー業・音楽制作業を生業としています。
これでも新卒の時に超遅れて就職活動もしましたよ、内定一個も取れませんでしたけど(実話)。例えば、ソ◯ーミュージックもエントリーシート(お題はケ◯ストリーだったかな)を提出して筆記を受けて、面接も受けて見事に落ちました。身の程知らずもいいとこで博◯堂とかも何も考えずに受けました。企業研究とか業界研究とか一切やりませんでしたから。僕の学歴ではそもそも相手にもされていないような会社を本当に気分で受けてました。
これ、就職活動で一番やっちゃダメなことですよ。
今振り返れば当然なんですけどね。で、そもそも「自己アピール」とか「学生時代に達成したこと」が本当に社会的に通用するものがなくて笑 使える能力って言ったら多少の英語くらい?それでもTOEIC900なんて全然取れなかったから超中途半端。やってたことは「とにかく田舎から常磐線の終電を気にしながらライブハウス行きまくって、穴が開くくらいフライヤーとかマッシグラとか、S.O.Sを読み込む」くらいしかなかったですね。これじゃ普通の会社員にはなれませんよ。ロッ◯ングオンとか眩しすぎて、金もなかったから立ち読みして暗記(買ったことなかったなぁ)。
学生の頃、ちょうどロックフェス黎明期で、RIJFも2ステージだったし、AIRJAM(行ったのは’98 )もとにかく「全バンド見てやる!」ぐらいの勢いで行ってた 恥 やだ、めっちゃピュア。有名なバンドだから、雑誌に出てるバンドだから見なきゃいけない!くらいの強迫観念と持ち前の素直さの表れです(断言)。そもそも何で血眼になってまで見ようとしてたんでしょう。
単純に飢えてたんです、やっと心から熱中できることを見つけられたから。
そして、就職活動を見事全滅という輝かしい成績での大学卒業を控え、東京藝術大学音楽環境創造科を受験をしました。キャンパスが実家から近いし、初年度生なので先輩いないじゃんラッキーくらいが理由です。国宝級のバカですね。いや、本当はもうちょっと真面目な理由あったんですよ、一応。筆記は問題なかったんですが実技がもうボロボロ。指揮者の方に指導を受けて、音を聴き分ける試験対策もやったりもしたんですよ。でも、自由課題はギターしか弾けないからレスポール担いでドカーンと弾いたら、試験官ドン引き…今でもトラウマですよ。「んだよ、そもそも何で実技試験なんかあんだよオラ、スリーコードで悪いかボケが!」と口から半分出てしまいましたのでゲームセット。無理、俺この社会に居場所ないかもとこの頃になってやっと悩み始めましたとさ。続きはまた気が向いたら書きます。